営業支援ツール(SFA)

【2025年最新】CRM導入にかかる費用は?料金相場やコストを抑える方法を徹底解説

目次

Excelなどを使用して行っていた既存業務を大きく改善できる「顧客管理システム(CRM)」は、近年のDX化や業務効率化の流れを受けて、日本企業でも導入が増加しています。CRMツールを活用することで、顧客情報の迅速な共有や対応履歴のデータ化、さらには顧客ニーズの分析など、多岐にわたるメリットを享受することが可能です。

一方で、CRMツールにはさまざまな種類があり、導入費用も大きく異なります

そこで、本記事ではCRMツールの導入費用相場について、タイプ別にわかりやすくまとめて解説します。また、ツール選びのポイントについても紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

CRM(顧客管理システム)の概要とは?

CRM(顧客情報管理)とは、顧客との関係性を詳細に管理できるツールのことで、成約率の向上や収益アップなどの効果が期待できるのが特徴です。CRMツールを導入することで、**「見込み顧客の獲得や育成」「案件の進捗管理」「顧客対応や履歴の管理」「情報共有やフィードバックの集約」**といった多岐にわたる業務の効率化が実現します。

一方、CRMツールにはいくつかのタイプがあり、それぞれ拡張性や導入費用の相場が異なる点に注意が必要です。大きく分けて、CRMツールには以下の3つのタイプがあります。

CRMタイプ特徴
クラウド型CRM手軽に導入でき、システム保守や管理の手間を大幅に軽減可能
オンプレミス型CRM高いセキュリティを確保でき、自社のニーズに合わせた柔軟なカスタマイズが可能
個社開発型CRM完全オーダーメイドで作成され、自社の独自システムとのスムーズな連携が可能

いずれのタイプも営業活動の効率化に役立つものですが、導入費用の相場や提供される機能性が異なるため、企業ごとに求める目的に応じた選択が一般的です。

例えば、以下のような選択がよく見られます:

  • 大規模な企業:独自のシステム要件に対応するために、個社開発型CRMを選択
  • セキュリティを重視する企業:データの安全性を確保できるオンプレミス型CRMを導入
  • 中小企業やスタートアップ:導入コストを抑え、スピーディな利用開始が可能なクラウド型CRMを採用

企業の規模や求める機能性に応じて最適なCRMを選び、業務の効率化と顧客満足度の向上を目指すことが重要です。

CRMの代表的な機能一覧

CRM(顧客管理システム)は、デジタルツールが得意とする情報管理機能を中心に構成されています。CRMが扱う情報は多岐にわたりますが、すべてが関連する情報と結びつけられ、一元管理されています。そのため、一度情報を入力すれば、多角的な分析や抽出が可能になります。

CRMシステムの7つの基本機能

CRM(顧客管理システム)は、デジタルツールが得意とする情報管理機能を中心に構成されています。CRMが扱う情報は多岐にわたりますが、すべてが関連する情報と結びつけられ、一元管理されています。そのため、一度情報を入力すれば、多角的な分析や抽出が可能になります。

CRMで主に管理される情報は以下の通りです。

7つの基本機能

  1. 顧客情報管理
  2. 商談管理
  3. 営業活動管理
  4. リード抽出
  5. データ分析
  6. メール配信
  7. 問い合わせ管理

顧客情報管理:リード抽出やデータ分析に活用

CRMでは、顧客名や所在地、連絡先といった基本情報に加え、流入経路や販売履歴など多様な情報を管理できます。これらのデータは、後述するリード抽出データ分析に活用されます。
ただし、管理する情報項目が多すぎると入力作業の負担が増えるため、重要度に応じた取捨選択が重要です。しかし、顧客情報自体は頻繁に変更されないため、大きな心配は不要です。

商談管理:営業プロセスの改善をサポート

商談管理機能では、商談の内容や進捗、確度などの情報を一括管理できます。一部のツールには見積書作成機能もあり、見積もりの履歴を時間軸で管理することが可能です。また、競合他社の情報も記録できる場合があり、競合分析にも役立ちます。
商談情報は、失注案件の分析や営業プロセス改善にも活用され、営業活動の効率化と生産性向上に寄与します。

営業活動管理:情報共有で効率化

営業活動管理機能では、顧客とのやりとり(訪問記録、資料送付、情報提供、要望対応など)を詳細に記録し管理します。
CRMは、顧客とのコミュニケーションを中心に設計されているため、こうした行動履歴や対応記録は、将来の顧客対応においても重要な情報になります。
情報を一元化することで、業務の属人化が解消され、マネージャーによる適切なアドバイスやサポートが可能になります。

リード抽出:条件に合った見込み顧客を特定

登録された情報から、特定の条件を満たす顧客を**リード(見込み顧客)**として抽出できます。たとえば、「見積もりを提出していない失注顧客」や「資料請求後2週間以上経過している顧客」などの条件を組み合わせ、ターゲットを効率的に選び出せます。

データ分析:現状把握から売上予測まで

CRMに蓄積されたデータを基に、表やグラフを用いて多角的な分析が可能です。さらに、AIを搭載したツールでは、売上予測や目標達成率をリアルタイムで算出することができます。こうした機能により、営業戦略の迅速な立案が可能になります。

メール配信:顧客との円滑なコミュニケーションを支援

メール配信機能は製品によって異なりますが、強力な機能を備えたものでは、他ツールとの連携やCRMへの記録が簡単に行えます。また、SNSアカウントやコンテンツ、やりとりの履歴を管理できるツールもあり、顧客接点の管理と効率化に貢献します。

問い合わせ管理:顧客フォローを強化

問い合わせ管理機能では、カスタマーサポート領域での顧客対応を記録・管理します。顧客からの要望や問い合わせ内容を詳細に記録することで、迅速かつ適切な対応が可能です。
さらに、コールセンターとの連携機能を活用すれば、通話履歴や応対内容の記録も可能になり、顧客満足度向上に繋がります。

タイプ別に見るCRM導入費用の相場

CRMツールの導入費用相場は、タイプごとに異なり、基本的には「(高)個社開発型>オンプレミス型>クラウド型(安)」の順でコストが変わります。それぞれの費用感と特徴を以下にまとめます。

CRMツールの費用相場一覧

CRMタイプ初期費用ランニングコストその他費用
クラウド型CRM無料~10万円ほど月額:1ユーザーあたり無料~1万円ほどオプション費用などは要問い合わせ
オンプレミス型CRM50~200万円ほど1ライセンスあたり5~10万円ほどサーバー管理費やメンテナンス費
個社開発型CRM200万~500万円ほど要見積もり保守費用やカスタマイズ費用など

クラウド型CRMの導入費用の目安

  • 初期費用:無料~10万円ほど
  • 月額費用:1ユーザーあたり無料~1万円ほど
  • その他費用:オプション費用等は要問い合わせ

特徴:

  • インターネット経由のSaaS形式で利用可能。
  • 導入準備が迅速で、出先でもスマホなどで操作できる。
  • 無料プランもあり、一部機能に制限があるが使用感を試せる。
  • 使用アカウント数が多いと月々のコストが増加するため、規模に応じたコスト調整が可能。

オンプレミス型CRMの導入費用の目安

  • 初期費用:50~200万円ほど
  • ランニングコスト:1ライセンスあたり5~10万円ほど
  • その他費用:サーバー管理費やメンテナンス費

特徴:

  • 自社内にサーバーを構築し、独自カスタマイズが可能。
  • セキュリティの高さが魅力で、オフラインでも利用可能な場合あり。
  • 導入にはITリソースや社内設備の整備が必要で、総費用が高額になりやすい。

個別開発型CRMの導入費用の目安

  • 初期費用:200万~500万円ほど
  • 保守費用等:要見積もり

特徴:

  • 完全オーダーメイドで、自社業務や独自システムに最適化。
  • 拡張性・柔軟性が高い反面、導入費用が高額になる傾向。
  • ベンダーや内容により費用が大きく異なるため、相見積もりが推奨される。

クラウド型とオンプレミス型CRMの価格内訳

それぞれのCRMタイプについて、初期費用月額費用オプション料金の観点から詳しく解説します。

クラウド型CRM

初期費用

  • 平均相場:無料~10万円程度
    導入時の事前調査や運用指導といった事前サポート費用が追加で発生することもあります。
    初期費用はツールごとに異なるため、まずは気になるツールをリストアップし、事前に見積もりを依頼すると良いでしょう。

月額費用

  • 平均相場:1ユーザーあたり1,000~3,000円程度
    「従量課金制」と「定額課金制」の2種類があります。
    • 従量課金制:利用人数に応じて変動
    • 定額課金制:〇〇人まで固定料金
      利用人数が多い場合は、定額課金制を選ぶ方がコストを抑えやすくなります。
      必要な利用人数を把握し、最適なプランを選択することが重要です。

オプション料金

  • 相場:200円~3万円程度
    機能の追加費用として発生します。例えば以下のような項目が挙げられます:
    • データ容量の増加
    • 既存システムからのデータ移行
      初期段階では基本プランを試し、後から必要に応じてオプションを追加するのが効果的です。
      利用するオプションを事前に確認し、料金も含めて比較検討すると良いでしょう。

オンプレミス型CRM

初期費用

  • 構成要素別の費用:
    • サーバー設置費用:数万円程度
    • CRMパッケージ費用5~10万円程度
    • ライセンス取得費用:1人当たり平均2万円程度
      利用規模や導入人数により費用が変動するため、詳細な見積もりを依頼するのがおすすめです。

月額費用

  • 平均相場:月額2万円程度(自社保守運用の場合)
    保守運用を外部委託する場合は、年間数十万円かかるケースもあります。
    CRM提供会社によっては、開発~保守運用を包括して行う場合と、部分的にサービスを提供する場合があるため、事前に確認が必要です。

オプション料金

  • 料金相場:サービスにより大きく異なる
    オンプレミス型はカスタマイズ性が高いため、以下のオプションが一般的です:
    • ライセンスの追加
    • アップデート機能の追加
    • 新規システムとの連携
      オプション料金の一覧表を提示してもらうことで、全体の費用感を把握しやすくなります。

クラウド型とオンプレミス型CRM、どちらを選ぶべきか?

項目クラウド型CRMオンプレミス型CRM
初期費用無料~10万円程度数万円~平均50万円以上
月額費用1人当たり1,000~3,000円月額2万円程度(保守費用含む)
オプション料金200円~3万円程度サービスによる(ライセンス追加やカスタマイズ費用)

クラウド型は初期費用を抑えたい企業迅速な導入を希望する企業に適しており、オンプレミス型はセキュリティやカスタマイズを重視する企業におすすめです。

CRM導入の具体的なプロセス

顧客管理システムを導入する際は、事前準備やサポート体制を整えることが重要です。導入のプロセスを把握しておくと、計画を効率よく進めることができます。以下に、CRM導入の具体的なステップを解説します。

導入目的や目標設定・社内共有

目的と目標を明確にし、社内で共有することが最初のステップです。

  • 目的と目標の設定
    CRMを選ぶ際には、自社が抱える課題や改善点を明確にし、それに基づいた目的・目標を設定します。
    例:「顧客情報を一元管理する」「営業効率を向上させる」など。
  • 社内共有の重要性
    CRMは社員間の連携が不可欠です。導入の意図や目的を共有することで、システム活用への理解を深め、スムーズな運用につなげましょう。
    「CRMを活用することで売上や業務効率が向上する」という意義を共有することがポイントです。

必要な機能の洗い出し

CRMには多種多様なツールが存在します。必要な機能をリストアップすることで、自社に最適なシステムを選べます。

  • 基本機能と差別化ポイント
    基本的な機能は共通しているものの、ツールによっては独自の機能や特化した機能が備わっています。
    例:「営業進捗管理」「顧客属性の分析」「カスタマーサポートの強化」など。
  • 選定の基準
    必要な機能を優先順位で整理し、導入後に役立つツールを選びましょう。

担当者・ツールの選定

導入を成功させるには、担当者の選定適切なツール選びが重要です。

  • 担当者の選定
  • CRM導入初期は、データの入力や細かい設定が必要になるため、専門の担当者を選ぶと効率的です。
    ITスキルのある社員や業務内容に詳しい社員が適任です。
  • ツールの選定
    • 必ず複数のツールを比較し、自社の業種や規模に合ったものを選びましょう。
    • 複数社から見積もりを取得し、費用や機能性を見極めることが重要です。

トライアルを活用してツールを比較

多くのCRMではトライアル期間が用意されているため、これを活用して選定しましょう。

  • トライアルの期間
    • 最低でも2週間~1ヶ月程度の運用がおすすめ。短期間では正確な評価が難しいため、十分な期間を設けることがポイントです。
    • 比較の進め方
  • 実際にツールを使用して、自社の課題にどの程度対応できるかを確認。
  • 複数の部署と連携して評価を行い、新たな課題や必要機能が見つかる場合もあります。
  • 初めての導入時は、簡単な業務から運用を開始するスモールスタートがスムーズです。

運用ルールの設定

CRM導入後の運用を円滑に進めるため、運用ルールを明確化することが重要です。

  • 運用ルールの主な内容
    • 管理者やデータベースのオーナー部門の設定
    • 顧客情報の入力・更新のルール作り
    • データ保護やアクセス権の管理
  • 定期的な見直し
    • 実際の運用状況を確認し、必要に応じて改善を行います。
    • 効果測定を行い、営業手法やCRM活用法を最適化します。

クラウド型CRMのおすすめ21選を比較

顧客管理システムにはさまざまな種類があり、費用機能が異なります。ここでは、クラウド型の顧客管理システムを特徴料金ごとに比較表としてまとめました。各システムが自社に適しているかを判断する参考にしてください。

システム名特徴料金おすすめの企業
Salesforce Sales Cloud・SFAとの連携可能
・売上予測や見込み客管理機能あり
月額3,000円~様々な機能を活用したい企業
Zoho CRM・シンプルな画面構成
・商談・受注の活動管理が可能
月額1,400円~営業効率を向上させたい企業
Sansan・紙の名刺をスキャンし電子名刺を作成
・名刺情報の編集や更新が可能
要問い合わせ紙の名刺情報を一元管理したい企業
kintone・マウス操作で画面カスタマイズ可能
・業務や情報の集約ができる
月額780円~社内の情報共有が進んでいない企業
HubSpot CRM・無料で利用可能
・営業、マーケティング、アフターサービスの機能を追加可能
無料ランニングコストを抑えたい企業
eセールスマネージャ・ダッシュボードで案件情報の可視化が可能
・現場営業向け機能が充実
月額3,000円~システム導入後のサポートを重視する企業
カスタマーリングス・顧客の感情や行動の見える化
・多角的な情報分析が可能
要問い合わせ顧客の行動や感情を詳細に把握したい企業
GENIEE SFA/CRM・シンプルな管理画面
・コミュニケーションツールとの連携が可能
月額1,480円~営業情報の可視化を図りたい企業
Synergy!・導入前の無料相談が可能
・カスタマーサポートが充実
月額113,300円~少ない顧客数を低料金で管理したい企業
Eight Team・紙名刺をデータ化して一元管理
・CSV形式でのダウンロードが可能
月額120,400円~名刺情報を効果的に活用したい企業
Ambassador Relations Tool・無料プランあり
・EC-CUBEと連携可能
無料プランあり
月額29,480円~
サービス業や小売業など三次産業の企業
Freshsales Suite・MA機能やSFA機能搭載
・AIによる営業支援
無料プランあり
月額$15~
手間をかけず多機能なCRMを導入したい企業
Fullfree・ダウンロード無料で無期限利用可能
・エクセルと同様の操作性
無料(CD:550円(税込))導入後すぐにシステムを活用したい企業
Pipedrive・400以上の外部ツールと連携可能
・AIが外部ツールを自動検索
月額$14~シームレスな業務効率化を図りたい企業
Microsoft Dynamics 365・統合型アプリケーションで多業種対応
・AIが利用可能
月額10,719円(税込)~様々な業務を支援する多機能システムが必要な企業
Knowledge Suite・SFAや名刺管理機能
・ユーザー数無制限
月額55,000円~導入コストやランニングコストを抑えたい企業
Mazrica Sales・外部ツールとの連携
・AIによるリスク分析や手書き情報のデジタル化が可能
月額30,250円(税込)~デジタル化が進んでいない企業
MOTENASU・豊富な配信チャネル
・従量課金制の料金体系
月額29,800円~顧客年齢層の幅が広いサービス業や小売業
Kairos3 Marketing・マーケティング自動化機能
・オンラインサポート付き
月額16,500円(税込)~
※最短契約期間12か月
マーケティング業務の効率化を図りたい企業
楽テル・顧客情報の一元管理
・CTI連携機能
月額70,000円~電話対応業務を効率化したい企業
クラウドサービスサスケ・90以上の機能搭載
・初心者でも使いやすいデザイン
5ID50,000円〜アウトバウンド営業を重視する企業

Salesforce Sales Cloud

Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する、顧客管理(CRM)と営業支援(SFA)を兼ね備えたシステムです。顧客情報や案件情報をリアルタイムで共有でき、営業活動の効率化を支援します。

売上予測や見込み客管理の機能もあり、売上目標の達成状況の把握や、見込み客の管理を通じて営業施策の強化が可能です。クレーム内容や見積もりの管理機能も備え、さまざまな業務の効率化を実現します。

料金プラン

  • Essentials:月額3,000円/1ユーザー
  • Professional:月額9,000円/1ユーザー
  • Enterprise:月額18,000円/1ユーザー
  • Unlimited:月額36,000円/1ユーザー

導入企業数15万社以上
おすすめ企業:多機能なCRMを利用したい企業

Zoho CRM

Zoho CRMは、ゾーホージャパン株式会社が提供するクラウド型CRMツールです。既存顧客の情報管理から商談・受注の管理まで対応。シンプルで使いやすい画面構成が特徴で、営業活動の効率アップを目指す企業に最適です。

データ復旧やセキュリティ対策も充実しており、初めての利用でも安心。カスタマイズ機能により、画面レイアウトや表示項目の変更が可能です。

料金プラン

  • スタンダード:月額1,400円/1ユーザー
  • プロフェッショナル:月額2,400円/1ユーザー
  • エンタープライズ:月額4,200円/1ユーザー
  • アルティメット:月額5,400円/1ユーザー
  • 無料プラン:3ユーザーまで利用可能

導入企業数25万社以上
おすすめ企業:営業効率を改善したい企業

Sansan

Sansanは、Sansan株式会社が提供する名刺管理システムです。名刺をスキャンするだけでデータ化でき、スマホやPCでの編集も可能。役員四季報などから最新の取引先情報を自動で取り込むこともできます。

紙で受け取った名刺を一元管理したい企業に適しており、最新の情報を社内で共有可能です。

料金要問い合わせ
導入企業数8,000社
おすすめ企業:名刺情報を効率的に管理したい企業

kintone

kintoneは、サイボウズ株式会社が提供する業務アプリ構築型のクラウドサービスです。顧客管理システムを独自に構築でき、ドラッグ&ドロップの操作で簡単に画面をカスタマイズ可能です。

エクセルや紙媒体などに散らばったデータを一元管理でき、情報共有の遅れや業務の非効率を改善します。

料金プラン

  • ライトコース:月額780円/1ユーザー
  • スタンダードコース:月額1,500円/1ユーザー

導入企業数20,000社
おすすめ企業:社内情報共有が進んでいない企業

HubSpot CRM

HubSpot CRMは、アメリカのHubSpot社が提供する顧客管理システムです。無料で利用可能なプランがあり、ランディングページ作成や営業支援機能を簡単にカスタマイズできます。

営業やマーケティング、アフターサービスなど幅広い機能を活用でき、ランニングコストを抑えたい企業におすすめです。

料金無料プランあり
導入企業数135,000社以上
おすすめ企業:コスト削減を図りつつ機能を活用したい企業

eセールスマネージャー

eセールスマネージャーは、ソフトブレーン株式会社が提供する営業支援機能付きCRMです。ダッシュボードで案件情報の可視化が可能で、Zoomやスマホアプリとの連携機能も充実しています。

専属サポートチームによる導入から運用定着までのサポートが受けられるため、初めてCRMを導入する企業にも最適です。

料金プラン

  • スケジュールシェア:月額3,000円/1ユーザー
  • ナレッジシェア:月額6,000円/1ユーザー
  • スタンダード:月額11,000円/1ユーザー

導入企業数5,500社以上
おすすめ企業:導入支援と定着を重視する企業

カスタマーリングス

カスタマーリングスは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するCRMツールです。顧客の感情や行動を見える化し、情報を分析することで、イベントやキャンペーン施策に活用可能です。

料金要問い合わせ
導入企業数600社
おすすめ企業:顧客データの分析を重視する企業

GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)

GENIEE SFA/CRMは、株式会社ジーニーが提供する営業管理ツールです。管理画面がシンプルで、入力や設定が簡単。Gmailなどのコミュニケーションツールとの連携も可能で、営業活動の効率化を支援します。

商談管理や名刺管理、活動履歴の可視化に加え、グラフ作成機能を活用して営業データを分析できます。

料金プラン

  • ライト:月額1,480円/1ユーザー
  • スタンダード:月額2,980円/1ユーザー
  • プロ:月額4,980円/1ユーザー
  • エンタープライズ:月額9,800円/1ユーザー

導入企業数不明
おすすめ企業:営業情報の可視化を進めたい企業

Synergy!

Synergy!は、シナジーマーケティング株式会社が提供するCRMで、業務形態や規模に合わせた柔軟な機能設定が可能です。無料相談や手厚いカスタマーサポートが利用者に好評です。

顧客データの管理やセキュリティ機能も充実しており、少ない顧客数を低コストで管理したい企業に適しています。

料金プラン

  • 初期費用:118,000円
  • 月額基本料金:15,000円~

導入企業数7,000社
おすすめ企業:顧客数が少なく、低料金で管理を行いたい企業

Eight Team

Eight Teamは、顧客の名刺情報をデータ化し、一元管理できる名刺管理ツールです。スマートフォンで名刺を撮影するだけで、情報をデータ化・共有可能です。

CSV形式へのデータダウンロード機能があるため、顧客データの一括管理やメール配信、宛名作成などに役立ちます。

料金プラン

  • 基本料金:月額12,000円
  • アカウント料:月額400円/1ユーザー

導入企業数2,300社
おすすめ企業:名刺情報を有効活用したい企業

Ambassador Relations Tool

Ambassador Relations Toolは、株式会社コンファクトリーが提供するCRMで、無料で利用できるプランが特徴的です。アンケートやキャンペーン情報を活用したマーケティング活動を支援します。

EC-CUBEとの連携機能があり、サービス業や小売業などでの利用が多いツールです。

料金プラン

  • フリープラン:無料
  • クラウドプラン:月額29,480円(税込)~
  • サーバー設置プラン要問い合わせ

導入企業数要問い合わせ
おすすめ企業:顧客年齢層が幅広いサービス業や小売業

Freshsales Suite

Freshsales Suiteは、Freshworks社が提供するマーケティング自動化機能搭載CRMです。AIを活用した営業支援やWebサイト最適化機能を持ち、多機能で使いやすいシステムです。

SNSやメールとの連携により、迅速な顧客対応が可能。リモートワーク環境が進んでいる企業にも適しています。

料金プラン

  • Free:無料
  • Growth:月額$15/1ユーザー
  • Pro:月額$39/1ユーザー
  • Enterprise:月額$69/1ユーザー

導入企業数要問い合わせ
おすすめ企業:手間をかけずに多機能なシステムを導入したい企業

Fullfree

Fullfreeは、株式会社フリースタイルが提供する無料で利用可能なCRMです。エクセルに似た操作性で、簡単に顧客管理が始められます。クラウドでデータを共有することで、複数のPC間で利用可能です。

料金プラン

  • Fullfree:無料ダウンロード(CD:550円(税込))
  • Fullfree PRO8,800円(税込)(買い切り)

導入企業数要問い合わせ
おすすめ企業:低コストでシステム導入を考えている企業

Pipedrive

Pipedriveは、400以上の外部ツールと連携できるCRMシステムです。メールや通話ツールと連携し、迅速な顧客対応が可能。AIが外部ツールを自動検索し、業務効率化を支援します。

料金プラン

  • エッセンシャル:月額$14/1ユーザー
  • アドバンス:月額$24/1ユーザー
  • プロフェッショナル:月額$49/1ユーザー
  • パワー:月額$59/1ユーザー
  • エンタープライズ:月額$89/1ユーザー

導入企業数100,000社以上
おすすめ企業:シームレスな連携で業務効率化を図りたい企業

Microsoft Dynamics 365

Microsoft Dynamics 365は、統合型のビジネスアプリケーションで、顧客管理や営業支援、EC向け機能を備えています。AIアシスタント「Copilot」を活用し、さまざまな業種で利用可能です。

料金プラン(Dynamics 365 Sales)

  • Professional:月額10,719円(税込)/1ユーザー
  • Enterprise Edition:月額15,666円(税込)/1ユーザー
  • Premium:月額22,262円(税込)/1ユーザー

導入企業数要問い合わせ
おすすめ企業:多機能で業務を効率化したい企業

Knowledge Suite

Knowledge Suiteは、営業支援や顧客管理、情報共有機能が一体化したCRMです。ユーザー数無制限で利用でき、従量課金制でコストを抑えやすいのが特徴です。

料金プラン

  • スタンダード:月額55,000円
  • プロフェッショナル:月額85,000円
  • エンタープライズ:月額155,000円

導入企業数要問い合わせ
おすすめ企業:コストを抑えたい企業

Mazrica Sales

Mazrica Salesは、GmailやSlackとの連携で、顧客データを効率よくデジタル管理できるCRMです。AIによるリスク分析や過去の案件データを基にした受注確度の予測が可能です。

料金プラン

  • スターター:月額30,250円(税込)~/5ユーザー
  • グロース:月額121,000円(税込)~/10ユーザー
  • エンタープライズ:月額363,000円(税込)~/20ユーザー

導入企業数要問い合わせ
おすすめ企業:デジタル化が進んでいない企業

MOTENASU

MOTENASUは、株式会社FIDが提供する法人向け顧客管理システムです。マーケティング自動化機能を搭載し、API連携により既存業務システムとのスムーズな連携が可能です。これにより、システム乗り換えの不安を軽減できます。

登録フォームの簡略化により、顧客がストレスなく入力できる仕組みを構築。また、入力されたデータは即時に情報配信や顧客とのコミュニケーションに活用されます。さらに、メール、LINE、DM、SMSなどの豊富な配信チャネルを持ち、幅広い顧客層へのアプローチが可能です。

例えば、若い世代にはLINEスタンプを活用した親近感のあるメッセージ配信が可能で、サービス業や小売業での活用に適しています。また、DM配布の自動発注機能により、顧客特性に合った配布物を適切なタイミングで配布することもできます。

料金プラン

顧客件数料金
~10,000件月額29,800円
10,001~20,000件月額40,000円
20,001~50,000件月額50,000円

導入企業数:要問い合わせ
おすすめ企業:顧客年齢層の幅が広いサービス業や小売業

Kairos3 Marketing

Kairos3 Marketingは、カイロスマーケティング株式会社が提供するマーケティング自動化機能を備えた顧客管理システムです。「Kairos3」の一部であり、必要な機能だけを導入できるため、コスト効率の高い運用が可能です。

見込み顧客情報の一元管理や、マウス操作でのメール作成・配信機能が特徴。また、API連携により外部アプリケーションとの連携も可能です。オンラインサポートが充実しており、画面を共有しながら操作方法や活用方法を確認できるため、初めての導入でも安心です。

料金プラン

  • スタンダードプラン:月額16,500円(税込)~
  • プロプラン:月額165,000円(税込)~
  • ※最短利用期間:12ヶ月

導入企業数:要問い合わせ
おすすめ企業:マーケティング業務の課題を抱えている企業

楽テル

楽テルは、コールセンターヘルプデスクの電話対応業務に特化したクラウド型CRMシステムです。顧客情報の一元管理やCTI連携、柔軟なカスタマイズ機能を活用することで、電話対応業務の効率化と標準化を実現します。さらに、高いセキュリティ機能を備えており、安心して利用できるシステムです。

料金プラン

費用項目料金(税抜)備考
初期費用150,000円~システム設定や導入サポート費用などを含む
月額費用70,000円~利用ユーザー数やデータベース作成数で変動
CTIシステム費用別途発生利用するCTIシステムに応じて異なる

導入企業数:要問い合わせ
おすすめ企業:電話対応業務を効率化したい企業

クラウドサービスサスケ

クラウドサービスサスケは、インサイドセールス見込み客の育成に特化した顧客管理システム(CRM)です。90以上の豊富な機能を備え、ユーザーは自社に必要な機能を選択して利用可能です。使いやすい直感的なインターフェースと、名刺の自動データ化やPC上からのCTI電話発信機能など、営業活動を効率化するためのツールが充実しています。

また、見込み客リストの自動作成機能を搭載しており、顧客スコアを活用して、導入意欲の高い企業を自動で抽出。これにより、営業活動の効率化と効果的な見込み客の発見が可能です。1,000社以上の導入実績と11年以上の改善の歴史を持ち、洗練された機能で営業活動をサポートします。

料金プラン

  • 初期費用: 200,000円(税別)
  • 月額費用:
    • 基本料金: 50,000円~(税別)
    • アカウント料金: 1,000円/1アカウント(税別)
    • 最小契約アカウント数: 5アカウント

導入企業数:1,000社以上
おすすめ企業:アウトバウンド営業を重視する企業

CRM導入時に押さえておきたいポイント

導入費用以外にかかるコストを考慮する

顧客管理システムを導入する際には、システム自体の費用だけでなく、周辺業務にかかるコストも事前に考慮する必要があります。例えば、Excelや既存のツールで管理していたデータの移行作業や、新しいシステムの操作方法を学ぶトレーニングなど、導入準備には相応の時間と労力を要します。また、システムを運用できるようにするためには、業務フローやルールの整備が欠かせません。これらの準備が不十分な場合、結果的に計画以上のコストが発生する可能性があります。導入だけで完了ではなく、運用開始までのプロセスを見据えた計画が重要です。

個人情報の管理を徹底する

顧客情報を扱うCRMでは、情報漏洩を防ぐためのセキュリティ対策が非常に重要です。情報が漏洩した場合、民事上の法的責任(損害賠償責任)が発生することがあります。一般的な顧客情報の漏洩では1人あたり3,000~5,000円程度、重要な情報の漏洩では1人あたり35,000円程度の損害賠償や慰謝料が求められることがあります。また、経済的な損失だけでなく、企業としての信頼が失墜するリスクも考慮しなければなりません。特に、システムの利用者が多くなればなるほど、情報漏洩のリスクは高まります。導入時から厳密なセキュリティ管理を実施することが求められます。

適切な運用体制の構築を目指す

顧客管理システムは、導入するだけで全ての課題が解決するわけではありません。システムの特性や目的に合わせて適切な運用体制を整えることが成功のカギです。費用やリスクを十分に考慮し、社内でルールを明確に定め、導入後も継続的に改善していく姿勢が必要です。

さいごに

CRMを導入することで、顧客情報の管理や分析が効率化され、業務がスムーズになります。一方で、初期費用や月額料金が発生するため、導入を迷うこともあるかもしれません。

しかし、エクセルで顧客情報を手作業で管理したり、自社でデータ分析を行ったりするのは、多大な手間がかかります。これらの無駄な時間は、CRMを活用することで大幅に削減可能です。

その結果、生産性の向上人件費の削減といった効果が期待できます。顧客管理に多くの時間を費やしている場合は、CRMの導入を検討してみる価値があります。

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